些細な

些細な幸せを

あなたと感じる

それがとても大切なとき






隣で眠ってるあなた。
じーっとみてると、むにゃむにゃ寝言
ちょっと笑える。

腕の中から抜け出して、あなたの顔をじっと見てみる。
なんだか眉間に皺。
かわいそうだから、そこめがけてキスを一つ。
すると、皺がなくなってとても安心した寝顔になるから。

しばらく、あなたの顔をじーっとみてたら急に布団の中にひっぱられてまた腕の中に収まる私。

せっかく顔みてたのに…と思うけど、あんまりにもあなたがぎゅってするから。
私は、あなたの体温や香りを感じてつい目を閉じてしまうの。
あー、幸せって思うの。

朝起きたら、背中向けて寝てたりするんだけど。
でもおはよっていったら、眠そうな目をこすりながらおはよってまたぎゅってしてくれる。
私はまた、あなたの体温や香りを感じてつい目を閉じてしまう。

そして、ついつい二度寝。
だけどそんな時間がたまらなく大切で、幸せ。
そういうとあなたは、こんなことでいいのと聞くの。

こんなこと。
そう、ささいなこと。
あなたが隣にいて、息をしている。
あなたの隣で、あなたの体温を感じがら眠る。
あなたの隣で、日常を送ることがなにものにも変えがたい大切な時間なの。

そんなささいな幸せを私にくれるのは、あなたしかいない。
あなたもそんなささいな時間に幸せを感じていてくれたらいいのに。





些細な幸せを積み重ねて

二人で生きていこう

大切な時間を忘れないように

あなたの愛してるという言葉を



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2008/02/26



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